実際にSTが必要な箇所の触診を各部分をお伝え致します。
その中での臨床での考え方・施術方法をお話し致します。
STに施術という概念を取り入れる為の内容となっております。
他の職種と共通言語で話せるように、そして何をどのようにしてもらいたいかしっかりと伝えられるような慣れます。
STのリハビリテーションの幅を大きく広がるようにお伝え致します。
頸椎から肩甲骨・鎖骨まで、しっかりと骨の触診をおこない、それに伴う筋肉の位置を把握します。
内容:
肩関節周辺の骨
肩甲骨(肩甲棘、肩峰、内側縁、外側縁)
鎖骨、胸鎖関節、胸骨
肩関節周辺の筋
大胸筋、小胸筋、三角筋、菱形筋、肩甲挙筋
頸部周辺の骨
第一頸椎(横突起)
第二頸椎(棘突起、横突起)
頸部周辺の筋
胸鎖乳突筋、斜角筋
舌骨周囲に着く筋のアプローチを中心に、舌骨下筋群を抑えたバランスのいい嚥下機能をUPするアプローチを行ないます。それに伴う咀嚼がしやすくなるような顎関節のアプローチ法法もお伝え致します。
頸部の前面に関しては、触診が怖いと考える方も多いと思われます。
しかしながら、しっかりと触診を行う事にて頸部の過緊張も軽減する事も可能です。そのためには正確な触診、そして解剖学的な知識が必須となります。
開口制限となる咀嚼筋に関して、しっかりと調整を行うようし、その中で、バランスが整いやすくなるように口腔周辺の筋の触診も行なっていきます。
シャキアー法に関しては、正しくできる方法、目的もしっかりと考えられるように進めていきます。
内容:
◯触診場所
舌骨、甲状軟骨、輪状軟骨、舌骨上筋群、舌骨下筋群
咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋、頸の三角の位置の確認
◯施術方法
咀嚼筋の改善手技
顎関節の動きの改善手技
左右の下顎のバランスの調整
舌骨下筋群の筋緊張の抑制
シャキアー法に対する正しい考え方 等
表情筋の触診から治療の実践まで行ないます。
まずは基礎となる表情筋の走行を学んだ上、頭蓋全体の骨のアライメントの評価も行ないます。
筋と骨格がしっかりとイメージでき、触れる事が出来るようにお伝え致します。
実践としては、顔面神経麻痺で機能し難い筋・皮膚の柔軟性の獲得方法をお伝え致します。
そしてセラピストしての「手」の使い方をお話し致します。
内容
頭蓋骨の触診:
前頭骨、頭頂骨、側頭骨、後頭骨、蝶形骨、上顎骨、頬骨、鼻骨
顔面筋の触診(表情筋を中心に):
前頭筋、側頭筋、皺眉筋、眼輪筋、上唇鼻翼挙筋、頬骨筋、頬筋、笑筋、咬筋、口角下制筋、おとがい筋
顔面神経麻痺について:
顔面神経麻痺の概要をお伝えし、筋への触り方やアプローチ方法をお伝え致します。
胸郭がしっかりと触診できるよう、そして姿勢分析しやすいように最大吸気量を向上させる事にて、発声がし易い環境を整えていきます。
姿勢から大きく変化できるような、姿勢分析や胸郭調整方法などお伝えしていきます。
今回は呼吸し易い姿勢作りを意識しながら、セミナーを進めていく予定です。
内容
胸郭の触診:
胸骨、胸鎖関節、第1〜7胸肋関節、第1〜12肋骨、肺の位置の確認
脊柱の触診:
頸椎、胸椎、腰椎、肋椎関節、
胸郭の調整方法:
胸肋関節の調整、肋椎関節の調整、
姿勢のアライメントの見方:
脊柱のアライメントの調整方法(坐位、腹臥位)
横隔膜の調整:
横隔膜の調整、腹部のマッサージの方法
STの方が苦手としている姿勢・動作分析をしっかりと身につけれるように致します。
私自身は、動作をみるだけでどこが負担がかかっているか分かります。
触れなくても何処の筋が硬くなっているかも判断が出来るようになりました。
もちろんそれはすぐに出来るわけではありませんので、ある程度の練習が必要です。
その練習方法を使いながら、しっかりと姿勢が分析できるように致します。
知識からで出来るわけではありませんので、何度も実技を交えながらお伝えする予定です。
その中から、しっかり判断ができ分析し評価につながれるように進めて行く予定です。
内容:
・動作分析の基礎
・立位での姿勢分析の見方
・座位での姿勢分析の見方
・頸部過緊張の方の姿勢の見方
・姿勢の調整方法
実際の食事動作の場面において、食事姿勢を意識する事は多いかと思います。
その際はどうでしょう? まずPT・OTに整えてもらってから食事動作していませんか?
また上肢をアシストししながら、食事動作をする場合、腕を触る事が若干怖くないですかね?
私は元々作業療法士ですので、特に食事動作などはよくみておりました。
この知識をSTのご自身も持っていると、幅が広がるのではないでしょうか。
食事動作における上肢の使い方はもちろんのこと、安心して上肢が触れるような触診などを行ないます。
これまでに参加した人は分かると思いますが、解剖学がとても重要です。
それが分かると、腕に触れる事など怖さは全くありません。
肩が痛い人、動かし難い人、片麻痺の上肢麻痺の操作方法など、安心して行なえると思います。
内容
・上肢(肩〜手)までの触診
・食事動作での上肢の特徴
・上肢操作における注意点
・簡単な上肢の過緊張を落とす方法